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箱根駅伝2020出場校一覧と優勝予想に注目選手についても

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この記事では、2020年1月2日、3日の2日間に渡ってに開催される箱根駅伝2020出場校一覧と優勝予想に注目選手についてお届けします。

2020年箱根駅伝はどの大学が優勝するのか?近年稀に見る混戦となりそうですが箱根を制するのはどの出場校なのでしょうか?

多くの人が楽しみにしているであろう、箱根駅伝2020。

そこで今回は「箱根駅伝2020の優勝予想や注目選手についても」と題してお伝えしていきます。

箱根駅伝2020とは?

箱根駅伝2020の正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」です。

箱根駅伝2020はその名の通り、東京と箱根の間を往復する大学駅伝です。

箱根駅伝は1920年2月14日の第1回大会から2020年は第96回を迎えます。

箱根駅伝の創始者とされるのが2019年NHK大河ドラマ『いだてん』の前半の主人公・金栗四三です。

第80回大会からは、最も活躍した最優秀選手に「金栗四三杯」が贈られています。

この優勝カップはなんと!金栗四三が1911年に羽田で行われたストックホルムオリンピック国内予選大会で受賞した優勝カップを複製したものだそうです。

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箱根駅伝2020出場校一覧

ここでは箱根駅伝2020の出場校についてお届けしていきます。

箱根駅伝2020に出場できる大学は大きく二つに分けられます。

●シード校:箱根駅伝2019年大会で上位10位に入賞した大学

●予選会通過校:2019年10月26日に行われた箱根駅伝予選会の上位10校

●関東学生連合チーム:予選会11位以下の大学から優秀な成績を収めた選手。なお、1校1名とされており、各校予選会で一番いいタイムだった選手が選出されます。

ただし、留学生は選出対象ではありません。

箱根駅伝2020出場校(シード校)

大学名 出場回数
東海大学 7年連続47回目
青山学院大学 12年連続25回目
東洋大学 18年連続78回目
駒澤大学 54年連続54回目
帝京大学 13年連続21回目
法政大学 5年連続80回目
國學院大学 4年連続13回目
順天堂大学 9年連続61回目
拓殖大学 7年連続41回目
中央学院大学 18年連続21回目

箱根駅伝2020出場校(予選会通過校)

大学名 出場回数
東京国際大学 3年連続4回目
神奈川大学 10年連続51回目
日本体育大学 72年連続72回目
明治大学 2年連続61回目
創価大学 3年ぶり3回目
筑波大学 26年ぶり61回目
日本大学 2年連続89回目
国士舘大学 4年連続48回目
早稲田大学 44年連続89回目
中央大学 3年連続93回目
関東学生連合 オープン参加

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箱根駅伝2020出場校の注目選手

箱根駅伝2020出場校の注目選手をあげてみましたので紹介していきます!

東海大学

阪口竜平選手(4年)

主力選手が出場しなくても全日本大学駅伝を優勝した東海大学は、選手層が厚く箱根駅伝優勝の大本命と言われています。

飛び抜けた選手はおらず、選手の走力が拮抗しているのが強みです。

出雲、全日本に出場しなかった最強世代から阪口竜平選手に注目します!

本業は3000メートル障害ですが、ロードも強く前回大会は復路7区を走って区間2位の好走を見せました。

腰に不安があり出雲では凡走し、全日本は当日エントリー変更され、走ることができませんでしたが、世田谷ハーフを好走し、箱根でもある程度走れるメドが立ったと思っていいのではないでしょうか。

阪口竜平選手が出場し前回並みの走りを見せれば、東海大学の優勝は濃厚になると思います。

青山学院大学

飯田貴之選手(2年)

青学のエースといえば吉田圭太選手(3年)ですが、ここで注目するのは飯田貴之選手です。

仮想箱根として多くの大学生ランナーが出場する世田谷246ハーフマラソンを1時間3分11秒の好タイムで優勝し勢いがあります。
前回大会は1年生ながら8区を走り区間2位と好走するも、逃げる東海大学の小松陽平選手から差を広げられてしまい悔しい結果となりました。

遊行寺の急な坂を克服した走りから今大会は5区山上りを任されるのでは?という声もあり、飯田貴之選手から目が離せません!

東洋大学

相澤晃選手(4年)

今や、大学長距離界には敵なしの相澤晃選手。
全日本では11位で襷を受け、次々に前を走る選手をごぼう抜き、40秒前を行く先頭に6キロ付近で追いついてトップに立った走りは圧巻でした。

相澤晃選手は「馬のようだ」と形容されますが、まさにその走る姿は後方から一気に追い込みをかけるサラブレッドのようです。

卒業後は実業団の旭化成で陸上競技を続け、2020年は東京五輪で10000メートルを目指す予定とのこと。
まずは箱根で有終の美を飾り、オリンピックでのメダルを手にしてほしいです!

駒澤大学

田澤廉選手(1年)

1年生ながら出雲、全日本を走り、すでにエース級の走りを見せている田澤廉選手。

全日本では青山学院大学のエース・吉田圭太選手を抑えての区間賞を獲得しています。

レース後に大八木弘明監督に「駒大記録を全部破らせるつもり」と言わしめた逸材。

箱根ではどこを走るのか?どんな走りを見せるのか?

田澤廉選手の走りが駒澤大学復活の鍵となりそうです。

帝京大学

遠藤大地選手(2年)

前回大会では1年生で唯一エントリーされ3区を3位と好走した遠藤大地選手。

8人抜きを達成した走りはまだ記憶に新しいところです。

今シーズンは春先は調子が上がりませんでしたが10月から徐々に調子を上げています。

回復途上の出雲駅伝では3区を走り区間9位となりましたが、16分46秒のタイムはチームの新記録となりました。

もっと走れるのではないか?という期待が大きい選手、更なる高みを目指してほしい、そしてエースとして2区を走ってほしいと思います。

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法政大学

青木涼真選手(4年)

ここ数年の法政大学躍進の立役者といっても過言ではない青木涼真選手。

2年生で山上り5区を走り、区間賞を獲得し大きく順位を上げました。

その結果、久しぶりにシード権を獲得、前回大会もやはり5区を任され好走、区間賞は國學院の浦野雄平選手、東海大学の西田壮志選手に次ぐ3位だったものの、自身の持つ区間記録を更新する好タイムで走り抜きました。

また、青木涼真選手は、大学で理系の生命科学部環境応用化学科に所属しています。競技に専念する選手が多い中、学業との両立をモットーにしているとのこと。

青木涼真選手もまた、3000メートル障害で東京五輪を目指しているそうです。

今シーズンはちょっと元気のない法政大学を青木涼真選手の走りで盛り上げてほしいです。

國學院大学

青木祐人選手(4年)

今シーズンの國學院は強い!とびっくりしたのが出雲駅伝でした。

浦野雄平選手と土方英和選手のWエースの活躍が目を引きましたが、全日本では青木祐人選手が4区で区間新で区間賞を獲得しています。

5000メートルを13分台で走るスピードランナー、箱根では2年生、3年生ともに走った3区が予想されています。

全日本に続き好走を見せてほしいです。

順天堂大学

藤曲寛人選手(4年)

順天堂大学は、絶対的エース塩尻和也選手が卒業し、抜けた存在がいない状況です。

それでも、主将の藤曲寛人選手が、自身の走りでチームを引っ張っています。

5000メートルが13分台、10000メートルが28分台とスピードだけでなくスタミナも兼ね備えており、前回以上の順位を狙っています。

拓殖大学

ラジニ・レメティキ選手(1年)

拓殖大学は留学生で初めて主将を務めたワークナー・デレセ選手が卒業、新たな戦力として入学したのがケニア出身のラジニ・レメティキ選手です。

留学生は駅伝の経験がなく、難しいと言われていますが、デビュー戦となった出雲駅伝3区区間5位、2戦目の全日本大学駅伝2区区間3位と好走し、箱根ではいきなり2区を任される可能性も!活躍が期待できる選手ではないかと思います。

中央学院大学

髙橋 翔也選手(3年)

全日本では、全体的に振るわず、10位に終わった中央学院大学ですが、その中で唯一好走したのが髙橋 翔也選手です。

4区を任されて区間5位とまずまずの成績、箱根につながるレースが出来ていたのではないでしょうか。

前回大会は2年生で2区を任されるも区間16位と悔しい結果になってしまいましたが、駅伝の負けは駅伝でしか返せません。好調をキープし、良い走りを見せてくれるのではないでしょうか。

東京国際大学

伊藤達彦選手(4年)

予選会をトップで通過、全日本では初出場で4位と好成績をあげた東京国際大学。注目は日本人エースの伊藤達彦選手です。

予選会は日本トップでゴール。全日本はエース区間2区を任され、順位を14位から1位まで押し上げる力走を見せます。区間賞も獲得し、一躍その名を世間に知らしめました。

箱根は、2年生、3年生で花の2区を走るも15位、11位と悔しい結果に終わっています。

最終学年の今シーズンこそは自身の記録を狙うとともに、そしてチームの初シード権獲得に貢献する走りを見せてほしいものです。

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神奈川大学

荻野太成選手(4年)

本業は3000メートル障害の荻野太成選手は2年時に山上りを走り区間20位とチームの足を引っ張ることになってしまいましたが、前回大会は6区を区間7位と好走しています。

今シーズン前半は左アキレス腱を痛め、練習を再開したのは6月からだったそうです。

徐々に調子を上げ、11月の日体大競技会では28分39秒30と好タイムで走っています。

前回大会と同じ6区にエントリーされることが濃厚で2度目の6区でスピード感あふれる走りを見せてくれるのはないでしょうか。

日本体育大学

藤本珠輝選手(1年)

予選会を3位で通過した日本体育大学、その原動力になったのが1年生トリオです。

中でも、藤本珠輝選手は全体の14位でゴールし、チームの予選通過に貢献しました。

名門・西脇工業高校で主将を務めており、1年生ながらチームを引っ張る存在になりそうです。

明治大学

手嶋杏丞選手(2年)

明治大学の絶対的エース阿部弘輝選手(4年)が股関節痛で予選会、全日本を欠場、箱根の出場も危ぶまれています。

手嶋杏丞選手は予選会ではチームトップ、全体の9位と好成績を収めました。

前回大会では3区にエントリーされながら、当日エントリー変更で走ることが出来ませんでした。まずは箱根のスタートラインに立つことを目標として、次にチームのシード権獲得目指してよい走りをしてほしいところです。

創価大学

米満怜選手(4年)

予選会を5位で通過、3年ぶりに箱根の出場権を獲得した創価大学。
中でも全体の7位、日本人3位となった米満怜選手の力走がチームの本戦出場に貢献したのは言うまでもありません。

1年生の時にチームは箱根に出場、米満怜選手は8区を走り区間3位と好走しています。
3年ぶりの箱根で、さらによい走りを見せ、チームにシード権を残して卒業したいところです。

筑波大学

相馬崇史選手(3年)

はっきり言うと、筑波大学の予選通過は想定外!びっくりでした。
NHK大河ドラマ『いだてん』の主人公・金栗四三の母校がこのタイミングで本選出場とは、何かの力は働いたんじゃないかなんて思ってしまいます。

チームを引っ張るのは3年の相馬崇史選手です。
予選会はチームトップ、全体の40位でフィニッシュし、チームの予選通過に貢献しました。
個人としては、1年生、2年生と関東学生連合チームで5区にエントリーされおり、前々回大会は風邪で欠場、前回大会1時間14分45秒で完走しました。関東学生連合チームに順位はつかないのですが、13番目に相当する記録となります。

相馬崇史選手
にとってはチームで出場するは初めてとなりますので、今までとはまったく違う気持ちで臨むことになるのでは?
5区なのか?エース区間2区なのか?どこを走ってもチームのための走りを見せてくれるのではないでしょうか。

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日本大学

チャールズ ドゥング選手(1年)

予選会3位と好走したチャールズ ドゥング選手は現在23歳のオールドルーキーです。
札幌山の手高校を卒業後、実業団の小森コーポレーションに就職しましたが、指導者になるためと、箱根駅伝を走る為に日本大学へ入学したそうです。

8月には結婚したそうで、ルーキーとはいえない貫禄もありますよね。
箱根ではエース区間2区を任されるのは確実、どんな走るを見せるのか、楽しみですね!

国士舘大学

ライモイ ヴィンセント選手(2年)

前回大会では、1年生ながらエース区間2区を走り、区間3位、チームの順位をトップまで押し上げる素晴らしい走りを見せたライモイ ヴィンセント選手

上尾ハーフマラソンでは大会新で優勝するなど、本番に向けて順調な仕上がりを見せています。
今大会も2区を任されることが濃厚、区間賞とチームのシード権獲得を目指したいところです。

早稲田大学

千明 龍之佑選手(2年)

今シーズンは予選会からのスタートとなった早稲田大学。

予選会は10位通過と暗雲漂う中、全日本では早稲田らしい走りを見せて6位となり全日本のシード権を獲得しました。

それに貢献したのが千明龍之佑選手です。

前回大会は3区を区間10位とホロ苦い箱根デビューとホロ苦い箱根デビューとなってしまい、チームもシード権を逃してしまいました。

全日本で千明龍之佑選手は昨シーズンから見違えるような走りを見せ、4区を区間3位と好走、すでにチームのエース的存在となった同級生の中谷雄飛選手に追いつき、そしえ追い越く勢いで優勝争いに絡む活躍をしてほしいです。

中央大学

田母神一喜選手(4年)

本業は1500メートルの田母神一喜選手ですが、長距離部の主将として中央大学の復活に貢献したいという思いから中距離種目への出場を封印し、箱根を目指すと宣言。長距離を走るためのトレーニングを始めたのが夏頃とのことです。
もちろん、駅伝の経験もなく、果たしてメンバーに選ばれるのかどうかも分かりません。

スタミナ面の心配がありますが、田母神一喜選手の熱意を応援したいと思っています。

関東学生連合チーム

阿部飛雄馬選手(東京大学)

すでに関東学生連合チームのエントリーは発表されています。

東京大学からは、前回大会で出場した近藤秀一さんに続いての出場となる阿部飛雄馬選手

東京大学ということだけで注目されてしまいますが、文武両道って頑張ってる選手は応援したいという人が多いのではないでしょうか。

チーム内でも6番目の記録を持ち、無事なら区間エントリーは確実です。
先輩は1区を走り、22番目相当の記録で終わりました。
阿部飛雄馬選手にはそれを超える成績を期待したいですね。

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箱根駅伝2020優勝予想

独断と偏見で箱根駅伝2020をの優勝校を予想してみました。

1位:青山学院大学

2位:東海大学

3位:國學院大学

4位:駒澤大学

5位:東京国際大学

出雲を見た時点では今シーズンの青山学院の優勝は厳しいかなと思いましたが、全日本では優勝までもう一歩というところでした。

やはり、ピーキングがうまい青山学院が箱根にピッタリと標準を合わせて、優勝してしまうのではないかと予想します。

東海は選手層が厚く、主力抜きで全日本を優勝してしまいました。

大学史上最高世代の4年生が復活してくれば1強になってしまうかもしれません。

國學院は今シーズン出雲駅伝を優勝し大躍進しましたが、距離が延びてどうなのかというところです。

東洋、駒澤は距離が延びて強いですし、東京国際は全日本の走りを見てもシード権争いをする力があるのではないかと思います。

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まとめ

今回は「箱根駅伝2020出場校一覧と優勝予想に注目選手」についてお届けしていきました。

2020年の箱根駅伝出場校や注目選手など気になる学校や選手は見つかりましたか?また、優勝予想も個人的に行いましたが、当日が楽しみですね!

古豪が苦戦し、新しい大学が躍進、そして混戦になるのは見ている立場には面白いですが、やっている選手たちは大変ですよね。

ともあれ、選手がスタートラインに立ち、自分のレースをできるように応援していきましょう!

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。