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2022年大河ドラマ鎌倉殿13人あらすじは?北条義時(よしとき)ってどんな人?

この記事は「2022年大河ドラマ鎌倉殿の13人あらすじは?北条義時ってどんな人?」についてお伝えします。

2022年のNHK大河ドラマは、三谷幸喜さん脚本で小栗旬さん主演の『鎌倉殿の13人』です。
1月9日より放送予定で、NHKでも関連番組が毎日のように放送されています。
三谷幸喜さん脚本ということで興味を持った人も多いのではないでしょうか?

ただ、今まで三谷幸喜さんが脚本を担当した『新選組』、『真田丸』と比べると、主人公の北条義時があまり有名ではないのでどんな話なのかイマイチよく分からないって思っているのは私だけではないはずです。

そこで今回は「2022年大河ドラマ鎌倉殿の13人あらすじは?北条義時ってどんな人?」と題して、『鎌倉殿の13人』のあらすじを紹介するとともに、小栗旬さん演じる主役・北条義時ってどんな人なのかというのを解説したいと思います。

鎌倉殿の13人脚本は三谷幸喜

2022年のNHK大河ドラマの脚本を担当されるのは三谷幸喜さんです。

三谷幸喜さんと言えば、『新選組』、『真田丸』で脚本を書かれており、ほかにも数多くの映画を製作している大変有名な脚本家、そして映画監督さんです。

三谷幸喜さんの脚本だから面白いのでは?見てみようかって思う人も多いと思うんです。
大河ドラマを1年間見続けるってよほど面白くなければ難しく、ここ数年脱落している私ですが、三谷幸喜さん脚本の大河だったらと、今年こそ完走したいと思っています。

これまで、新選組や真田信繁と言う敗者を描いてきた三谷幸喜さんが今回、何故北条義時を主人公にしようとしたのでしょうか?
ネットの記事などによると、番組プロデューサーの方が源平合戦を題材にしたいと提案したところ、以前から興味があった北条家を扱った物語にすることになったようです。

鎌倉殿の13人あらすじ

ではここで『鎌倉殿の13人』のあらすじを簡単に説明します。

「鎌倉殿」って言うのは鎌倉幕府の将軍ってことです。
鎌倉幕府の初代将軍は、源頼朝ですよね!

ドラマ前半の中心人物となる頼朝は、父・義朝が平治の乱で敗れ、伊豆の国に流刑されるのですが、そこで伊豆の小豪族・北条一族と出会うわけです。

北条家の長女・政子が頼朝を好きになってしまい結婚、さらに頼朝は関東武士団を結集し平家に反旗を翻そうとします。
頼朝の側近として働いたのが北条家の次男・義時です。
で、平家を滅ぼすことに成功して、鎌倉幕府を開き、将軍となるわけですが、数年後に謎の死を遂げしまうのです。
息子たちが2代、3代将軍となりますが、執権として陰で支えたのが義時、タイトルにある13人というのは、頼朝の死後、合議制の名の下で激しい内部抗争を繰り広げた有力家臣団のことで、義時の13人のうちの一人ということです。

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北条義時ってどんな人?

あらすじにも少し書きましたが、北条義時は、伊豆の国の小豪族・北条時政の次男で、源頼朝の妻・北条政子の弟です。
つまり、頼朝の義弟ということになります。

北条家は、伊豆に流れてきた頼朝を監視する役目だったのですが、姉の政子が頼朝と結婚したことにより、頼朝が平家に反旗を翻す片腕を担ぐことになります。

キャストの方々の対談番組によると、時政と長男の宗時は戦の時はめちゃくちゃ強いけど、ほかのことは役に立たないそうで、義時はいろいろと手をまわして戦略を立てたり、人を動かしたりするようです。

頼朝が亡くなった後は、2代将軍・頼家の独裁政治とならないよう、13人の御家人による合議制が導入され、義時、時政親子も13人の中に含まれています。
その後、頼家が失脚、時政が執権政治の中心となるのですが、時政と義時・3代将軍実朝が対決、義時が時政に代わって執権となるのです!

実朝が甥の公暁に暗殺されてしまい、天皇家から将軍を迎えようとするのですが、後鳥羽上皇(ごとばじょうこう)から拒否されてしまいます。
上皇は、北条家のことは良く思っておらず、朝廷の権力拡大を目論んでいたのです。

で、起こった戦いが「承久の乱」です。
歴史の授業で習ったような気がしますね(笑)

この時、頼朝の妻・政子が武士たちを説得します。
「頼朝公のおかげの、みなの地位もあがり、土地も増えました。そのご恩は、山よりも高く、海よりも深い。今こそ、そのご恩に応える時です」
聞いたことありますよね~。
政子の言葉で関東の武士たちは結束、戦に勝利することができたのでした。

承久の乱後、天皇家は衰退、鎌倉幕府の力は全国に及び、皇室や摂関家から迎える将軍は形式だけのもの、事実上、鎌倉幕府の実権は北条家が握ることとなるのです!
義時は、承久の乱の3年後に病気で亡くなってしまいますが、義時が北条家の地位を確立したと言ってもいいでしょう。

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2022年大河ドラマ鎌倉殿13人あらすじは?北条義時ってどんな人?まとめ

今回は「2022年大河ドラマ鎌倉殿13人あらすじは?北条義時(よしとき)ってどんな人?」と題してお届けしました。

とにかくサバイバルゲームのような時代、いつ誰に裏切られるか分からないそんな世の中を、誰に乗ったら勝てるかを見極めることができたのが北条義時です。
承久の乱については、北条家の立場から物語を描くのと、朝廷側から描くのとではまったく善悪が反対になってしまうと思います。

もちろん、北条義時が主人公ですから、北条家が善として描かれると思うのですが、三谷幸喜さんは「勝利の過程で傷つき、多くの人を傷つけた〝苦い勝者〟を描きたい」と仰っているそうなので、必ずしも勝者が善ではなく、悪の部分もあるということなのかと思います。

とにかく、父や兄・姉、妹、そして頼朝に振り回され、歴史の表舞台に立たされてしまう義時の生涯を1年間楽しく拝見したいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。