この記事では、「アリバイ崩し承ります原作ネタバレ!文庫本との違いや結末は?」と題して、ドラマ「アリバイ崩し承ります」の原作についてネタバレするとともに、原作の文庫本との違いについてもお届けしています。
2020年2月1日から、テレビ朝日の土曜ナイトドラマ枠で、ミステリードラマ『アリバイ崩し承ります』が放送されることになっています。
コメディエンヌとしても評価が高い浜辺美波さんが主演ということですので、おもしろくないわけがありません。
そこで、ここでは、ドラマ『アリバイ崩し承ります』の原作について、追っていきたいと思います。
そもそも、ドラマ『アリバイ崩し承ります』に原作となる本はあったのか、あるならネタバレはどうなっているのかなど、さっそくご覧ください。
Contents
アリバイ崩し承ります原作について
“トリックの名手”と称される大山誠一郎氏の小説を原作とするドラマ「アリバイ崩し承ります」。浜辺美波さん、安田顕さんの凸凹バディーの誕生です。https://t.co/AIBKO3byL6
— 毎日新聞 (@mainichi) February 1, 2020
ドラマ「アリバイ崩し」には原作はあるのでしょうか?調査してみました。
アリバイ崩し承ります原作はある?
話題のドラマ『アリバイ崩し承ります』ですが、原作となる小説やコミックはあったのでしょうか?
調べてみたところ、ミステリー作家の大山誠一郎さんの同名小説だったと分かりました。
大山誠一郎さんは、2004年、『アルファベット・パズラーズ』でデビュー。
原作小説『アリバイ崩し承ります』は、2018年に刊行されています。
ちなみに同作は、本格ミステリ・ベスト10で1位になったほか、本格ミステリ大賞にノミネートされるなど、大変な評価を受けていました。
それだけに、ますますドラマ『アリバイ崩し承ります』の放送開始が待ち遠しいですね。
アリバイ崩し承ります原作は文庫本?
TVstation 2020年4号(2/1~2/14)の短期集中連載②「アリバイ崩し承ります ~5分で考察! ドラマの謎~」に、脚本家のいずみ吉紘さんと私の書面インタビューが載っています。「キャストについての印象は?」「原作本と脚本について」「見どころは、ズバリ!」に答えています。 pic.twitter.com/2d7AjV1d6d
— 大山誠一郎 (@oyama_seiichiro) January 31, 2020
このように、大山誠一郎さんの同名小説が原作だった、ドラマ『アリバイ崩し承ります』。
さて、小説とくれば、単行本が刊行され、その数年後に文庫本となるのが通例です。
それでは、ドラマ『アリバイ崩し承ります』の原作は、単行本だったのか、文庫本だったのか、どっちだったのでしょうか?
探ってみると、文庫本となっていましたが、原作小説は、実業之日本社から、単行本が2018年、文庫本が2019年に刊行されています。
文庫化まで少しスピードが速いため、ドラマ化を受けて文庫化されたものとみられますね。
そうならば、おそらく、単行本と文庫本の内容には大差はないのではないでしょうか。
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アリバイ崩し承ります原作ネタバレ
ドラマ『アリバイ崩し承ります』のあらすじが気になりますので、原作小説のあらすじをネタバレしていこうと思います。
すると、原作小説は全7話で、ドラマの第1話は原作小説の第3話だということが明らかになりました。そこで、原作小説第3話のネタバレを途中まで、見ていきましょう!
僕は、交番から県警本部捜査一課に移動となり、美谷時計店の美谷時乃から捜査する事件のアリバイ崩しで協力を受けていました。
ミステリー作家の奥山新一郎が交通事故に遭うのを目撃した僕は、彼から中島香澄という女性を殺したという衝撃の告白を受け、彼は死亡します。
その後、僕は実際に中島香澄のマンションで彼女の死体を発見し、死んだ奥山新一郎が犯人だった線が濃厚に。
2人は恋人でしたが、奥山新一郎は浮気して、中島香澄が邪魔になったとみられます。
が、奥山新一郎が中島香澄を殺すには時間が足りないと判明。
本人が死んでいたため、僕は美谷時乃にアリバイ崩しを依頼したのです。
アリバイ崩し原作文庫本との違いは?
ドラマ『アリバイ崩し承ります』と原作小説の文庫本に、何か相違点はあったのでしょうか。
原作小説では「僕」の一人称でストーリーが展開されますが、ドラマでは、あらすじを見る限り、僕(察時美幸)の視点なのか、美谷時乃の視点なのかは判然としていませんでした。
もっとも、ミステリーの場合、ワトソン役の一人称ということはよくあります。
そのため、ドラマでも、美谷時乃ではなく、僕(察時美幸)の視点で進行する可能性はあるかもしれませんね。
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アリバイ崩し承ります原作ネタバレ結末は?
それでは、ドラマ『アリバイ崩し承ります』第1話の原作である小説の第3話のネタバレを、結末までご紹介します。
実は、奥山新一郎は耳が聞こえず、読唇術でコミュニケーションしていました。
そのため、僕は、奥山新一郎に、中島香澄の殺害場所を訊いたとき、奥山新一郎の自宅と、中島香澄のマンションを取り違えてしまっていたのです。
このことによって、奥山新一郎は自宅で、中島香澄を殺そうとしましたが、彼女は死んでおらず、マンションに帰って、そこで別人に殺されていたという真相が分かります。
犯人は、奥山新一郎のファンだった、マンションの大家の磯田幸三。
奥山新一郎から指示された磯田幸三は、中島香澄の部屋に合鍵で侵入し、あさっていたところ、中島香澄が帰宅したため、慌てて彼女を殺してしまったというわけです。
アリバイ崩し承ります原作ネタバレまとめ
今回は「アリバイ崩し承ります原作ネタバレ!文庫本との違いや結末は?」と題して、ドラマ「アリバイ崩し承ります」の原作について、また原作本のネタバレやドラマとの違いに結末についてもお届けしていきました。
ミステリードラマの原作は密室もの、倒叙もの、安楽椅子ものなど、さまざまなジャンルがあります。
そんな中でも、アリバイ崩しに特化したドラマ『アリバイ崩し承ります』は、その種のファンには大好評となりそうですね。
美谷時乃役は浜辺美波さんですが、僕(察時美幸)役も安田顕さんというキャスティングですので、満足度は相当高い作品になることが期待できるでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。